デザイン名刺を作るときにまずおさえておきたいポイント

一般的な企業の営業活動などでは、まだまだ『ビジネス名刺』と呼ばれる名刺が主流となっていますが、個人事業主や個人店舗など、企業や団体のイメージによる制限を受けづらいケースでは、『デザイン名刺』と呼ばれる個性的でオシャレな名刺がどんどん台頭しつつあります。持つ人の個性がプロモーション活動に影響するスタイルのサービスや店舗、プライベートの場なら、しっかりとポイントをおさえた印象に残る名刺作りで、同業他店やライバルたちとの差をつけたいものですね。デザイン名刺とひと言で言っても、自分で手作りする方法や、簡単なツールやソフトを使用する方法、そしてプロのオーダーメイドやテンプレートを利用する方法など、実に多様な作成方法があります。予算や用途などを明確にし、自分に適した名刺を作りましょう。

ターゲットに訴求するデザインを意識する

名刺というものは、第三者に自分の所属や肩書、簡単なプロフィールを明らかにすることを目的として作られます。ビジネスなら営業活動のために、プライベートなら自己紹介のために名刺が活躍しますが、どういったデザインが好まれるかは千差万別ですね。近頃は、自分の個性をアピールしたいあまりに相手のことをまるで考えていないデザインや、押しつけがましい印象ばかりが先だってしまう名刺を見かけることがあります。いくらオシャレでも機能を果たさないデザインやマイナスイメージを与えてしまうデザインでは、せっかくの個性も逆効果になりかねません。デザイン名刺を作る際は、必ず自分のお店やサービスのコンセプトを明確にし、アプローチしたいターゲット層の心を掴むデザインを心がけることが大切です。例えばご年配の方にお渡しする機会が多い名刺なら、文字を大きくするなどの小さな配慮をデザインに組み込むだけでも、効果は格段に変わるはずです。

機能性を保ちながら最大限の個性を目指す

デザイン名刺について頭を悩ませている方は、一度名刺を洋服に置き換えてみると非常に解りやすくなります。例えばどんなにオシャレが好きな方でも、よほどの事情がない限り真冬のデートに水着一枚で臨む方はいないでしょう。また、企業の面接にジャージ姿で訪れる人もまずいないはずです。どんなオシャレな人でも、その時の環境や目的に応じて装いを選択し、機能が許す範囲でオシャレを楽しんでいますね。同じ条件下で人の目を惹きつける装いを選べる人こそが、オシャレでセンスの良い個性的な人と呼ばれるのではないでしょうか。デザイン名刺にもこれと同じことが言えます。コンセプトや目的に応じてデザインを選択し、可読性を保つなどの機能をしっかりと維持した上で、自分の個性を上乗せしましょう。今は台紙やインク、パーツや形などで自在な個性を演出できる時代です。もらう相手の立場に立って考えれば失敗は回避できるに違いありません。